湯シャン3ヶ月

[投稿日] 2016-08-02
[更新日] 2021-06-19

shampoo
すでにお休みに入られた皆さんもいると思いますが、多くの方はこれからが夏休みでしょう。長いお休みは生活習慣を変えるいい機会です。

私も今年のゴールデンウィークを使って、洗髪をいわゆる「湯シャン」に切り替えました。こういうことは体にどんな変化が現れるかわかりませんからね、家族・親族はともかく、仕事関係の人に会わずに済む間に試みないといけません。

そして3ヶ月経ち、結論から申し上げて、とても快適です!

ゴールデンウィーク終了直後はとくに変化が感じられず、「ふーん、シャンプー使わなくてもかゆくもないし、案外どーってことないな」と思いました。

そのまま続けて2ヶ月目くらい、前髪の生え際の立ち上がりに厚みが増したことが実感できて、ボリュームアップして見えるようになりました。パートナーにもいわれるので「願望」ではないはずです。髪の本数が増えたかどうかはわかりませんけれども。

髪質も変わりました。シャンプーとトリートメントを使っていたときは「パサパサ・サラサラ」でしたが、同じく2ヶ月目あたりから「しっとり・サラサラ」で安定しています。洗髪後のドライヤー乾燥が短い時間で済むようになったのも大きな変化です。

頭皮については1ヶ月目くらいから湯シャン後にかなり乾燥するような感じがあり、ときおり午前中に(私は朝のシャワーのときに洗髪しています)乾いた細かいフケが出るようになりました。

もっとも、オフィスの外階段の踊り場(周囲からの死角にあるのよ)でブラッシングして落としたりして、お昼ころにはすっかり頭皮も落ち着いたので、あまり不便はありませんでしたが。これも2ヶ月目くらいで収まりました。

ところで「お前はしょっちゅう『汗かきで』と書いてるがニオイはどうなんだ」と思われるでしょう。

不思議なもので、むしろにおいません。

ちょっと皮膚が弱いという話もときどき書いていますが頭皮も同様で、そのためにかなり以前から石けん成分で無香料のシャンプーとそれに対応したトリートメントを使っていました。なので私の髪にはもともと人工的なにおいがついていません。

そういう状態で、汗ばんだ日の夜など頭皮をなでた指になんとなくついていた皮脂臭が、1ヶ月くらいでなくなりました。乾燥するようになった時期と同じなので、このあたりで皮脂の分泌状態が変わってきたのではないかと。

私としてはいいことづくめなのでオススメしたいところですが、個人差はかなりあると思います。実際、ウェブで公開されている体験談には「必ずしも……」というものもありますし。

私の体験をもとにいえば、お試しになるにあたってはきちんと理屈と方法を知ることが重要だと思います。私はこの本の方法に沿ってはじめました。


ちょっとクセのあるマンガではありますが、たいへんわかりやすく、方法やツールも具体的に描かれています。

ちなみに、この本では湯シャンとともにノーソープ(体を洗うとき石けんを使わない)も解説していますが、私はいまのところ湯シャンのみに留めています。自分の入浴習慣と、それこそ汗かきなことを考えると、まだまだ踏み切る勇気がないもので^_^;;

五十路の夏の自由研究に、どうでしょう。