[投稿日] 2022-03-19
[更新日] 2022-03-18
3月も半ばを過ぎ、すっかり春めいてきましたね。
東京ではこの1週間は最高気温が20度を超える日もあり、汗かきな私は10分も歩けば背中がジットリ、という日々でした。
そうやって今年も汗との付き合いがはじまるのか……と、私にとって春はちょっとだけ憂鬱な季節なのです。
それでもここ数年、シャワーや入浴の最後に水シャワーを浴びるようにしてから発汗も体温の変化も穏やかになり、以前よりも夏が過ごしやすくなりました。
※取り組みはご自身の責任でお願いします。
きっかけは朝のシャワー後の体温調節と発汗対策だった
体質や病歴が原因だと思いますが、私は体温の調節がうまくいっていないところがあって、シャワーや入浴など体温が上がったあとでいったん体を冷ましても、すぐにまたのぼせるような感覚と大量の発汗を繰り返すことが日常でした。
夏場など、朝のシャワーを済ませてせっかくクーラーで涼んだのに、身支度中に急にのぼせてまた汗だくに(出かけるまでにのぼせる+汗だくを3回くらい繰り返す)、なんて毎日です。正直シンドイ。
そんな中、単純に「じゃあもう強制的に体冷やせばよくね?」という発想もあり、またサウナブームもあって水浴び・水風呂の効果効能についての記事が目に付くようにもなり、ある年の衣替えシーズンにまずは「朝のシャワーの最後に水シャワー」の習慣化に取り組みました。
この効果はとてもわかりやすく、初日からシャワー後ののぼせるような感覚もなくなり、身支度中にまた汗ダクに、もピタリと収まりました。
冷たい水を浴びることで逆に体が温まる(火照る)ことがあると思います。私ももちろん感じているのですが、それまでの「のぼせて発汗」とは違っており、むしろ夏でもほどよい体温に落ち着き、汗も収まり、気分よく出かけられるようになりました。。
うーん、こんなにわかりやすく効果があるとは(※あくまでも個人の経験ですよ)。
いまは1年を通して「シャワー・入浴の締めは水シャワー」を実践しています。さすが真冬はちょっとだけお湯を混ぜていますが、浴びて「冷たい」と感じる水温でキープしています。
真冬の新潟で実家のシャワーでやったときはあまりの冷たさに挫けそうになったけどf^_^;)
汗は変わらずたくさんかく、が、日中も体温のコントロールが楽に
そうして朝の通勤が快適になったと喜ぶこと数日、真夏の炎天下でも以前より体が楽になっていることに気がつきました。
汗は変わらずたくさん出る。でも屋内など涼しいところに入れば以前より早く汗がひき、またシャワーのあとに繰り返していたような「収まったあとにまたのぼせて発汗」もありません。
暑い中を歩いてる最中に急に火照ったようになってドッと汗が出る、ということもなくなりました。
予期せぬ体温の上昇や発汗が減ったので出先で急にシンドイ状態になることもなくなりましたし、「そろそろ涼もう・体を冷やそう」と先にケアできるようになりました。
以前は「焼け石に水」だったこういうの↓がいまはとても効いてます。
炎天下の外出時など、開襟シャツの首元にチーフっぽく巻いておくととても快適。見た目はまあ、アレだけど、背に腹は代えられません。
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自律神経のバランス回復に効果? サウナの「整う」と同じなのか
発汗や体温の調節は自律神経にかかわることかと思われますが、以前よりもコントロールできて快適に過ごせるようになった、という点では水シャワーはバランスの回復に効果があったのではないかと考えています。
サウナ・水風呂・休憩を繰り返す「温冷交代浴」は交感神経(温)と副交感神経(冷)を刺激することで自律神経の正常化が期待できる(ゴメン、ウェブの端切れだ)そうなので、繰り返さないまでもシャワー・入浴→水シャワーで「ととのう」状態になっているのかもしれません。
医学的・生理学的に正解(安全)なのかわからないけど、確かに続けるにしたがって午前中の気分とか肌の質とかも「最近調子いいなー」と思うようになってるし。欠かすともの足りないし。
次第に暖かくなっていこの季節、自宅のバスルームでサウナよりもお手軽&お安く、あるいはサ道へのトレーニングとして、ちょっとお試し、いかがでしょう?