つれづれなるままに、日くらし、キーボードに向いて


そんな感じではじめたこのブログも2016年6月から丸6年。

「おいらもいよいよ50歳かー」という節目感から、これまでの経験や心身の変化など、どうせならどなたかが楽しめるように記しておきたいという、極めて私的な動機でスタートしました。

途中ガッツリとサポりましたがf^_^;)、50代半ば(この秋で55歳になります)まで続けているとは、立ち上げ当初には考えていませんでした。
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ロバート・B・パーカー「スペンサー」シリーズのコンプリートに挑戦しています


10代から30代まで追いかけていたのに、いつの間にか読まなくなっていたのです。ロバート・B・パーカーの「スペンサー」シリーズ。

シリーズとしては40作(うち1作は未邦訳)、国内では1973年から2011年にわたって刊行された長寿シリーズです。
※この投稿での刊行年はすべて日本でのものです。

主人公の私立探偵・スペンサーほか登場人物は物語の進展とともに年齢を重ね、過去の事件に引きづられたり、彼ら自身の関係も変化したり……という、以前の一匹狼的なイメージのハードボイルドとは異なる人物像・群像が描かれ、「第三世代ハードボイルド」ともいわれていました。

パーカーにはほかのシリーズもあり、またレイモンド・チャンドラーの「フィリップ・マーロウもの」の未完の遺作を引き継いで完成させたり、オリジナルの「フィリップ・マーロウもの」も著しています。

当時のこのジャンルでは随一の多作さ・多彩さもあってか、シリーズに登場する権利がオークションにかけられたり、と本国アメリカでも人気を博していたようです。著者の急逝により途絶えたのが残念です。

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2021年に読んで面白かった本の個人的な読書記録を明かそう


私はEvernoteに自分なりのテンプレートをつくり、読書記録を残しています。

1書目1ノート・1年ごとのノートブックにして、書名、著者・訳者、出版社、コード、価格……といった書誌情報のほか、購入したお店や読み終わった場所、その年月日、そして簡単な感想や評価など記しています。

今回はその中から2021年に読んで面白く、このところの世界・社会の状況にも沿っているように感じた本をいくつかご紹介。

いよいよ2021年も大詰め、忙しいので手抜き(ほぼコピペ)ですf(^_^;;
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