ボタンつけは自分で

[投稿日] 2016-09-05
[更新日] 2016-09-04

maintenance_cloth
そういう考え方が両親にあったんだと思うのですが、シャツやスーツのボタンつけほか、簡単な裁縫は自分でやるもんだ、と若いころからずっと思っていて、いまでもやってます。

小学校の家庭科で買ったヤツですが自分の裁縫箱を持ってますし、実家を離れるときにはもちろんそれを持って出ました。オフィスにも携帯用のソーイングセットを置いてあります。

一緒に暮らしはじめたころ、パートナーが「出しといてくれればそれくらいやるよ?」といってくれたのですが、「いや、これは自分でやるものだから」と断った覚えがあります。もう信念に近いレベルです。

とはいえ実家はというと、父は家事一般こなせるのですが、ふだんはすっかり母に任せているところを見ると、おそらく両親としては「独り者のうちは自分の面倒は自分でみられるように」くらいな思惑だったようです。

それを「男子たるもの、己の着衣は!」みたいに自分で膨らませたわけだなσ^_^;

まあ、実際にやっているのはボタンつけ、ポケット・裏地のほころびや靴下の穴の補修といった簡単なものだけですけどね。腕前はよろしくはありません。それこそ小学校の家庭科レベルで「実用には耐える」といったところです。

日ごろのスーツの手入れも別段面倒に思わないのは、こういう下地があるんだろうと思います。

ともかく、自分でメンテナンスすることで衣類のコンディションもわかるようになりますし、なにより衣類を長く使えます。五十路のおっさんにとっては、なかなかいい嗜みじゃないでしょうか。