[投稿日] 2016-09-02
[更新日] 2016-09-01

私は子どものころはホントに本を読まなくて、小・中・高と図書館の貸出カードの片面が半分も埋まりません。いわゆる学習雑誌を定期購読していたり、コミック誌や、ハイティーンになれば音楽誌・ファッション誌など、雑誌はよく読んでいたんですけどねぇ……。
小学4年生のときかな、あまりのことに父が心配して私を本屋さんに連れていき、「これなんかどうだ?」と勝海舟の伝記を買ってくれました。滅多にそういうことをしない父に買ってもらったことも嬉しくて、この本は繰り返し読みました……本が嫌いなわけではなく、読めば面白いと思うのです。
いまでも時代劇に勝海舟が出てくるとテンションがアガります。
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その後も散発的に市の図書館に通ったりしたこともありましたが、高校2年生くらいになると図書館=試験勉強の場所という感じで、相変わらず読むのはもっぱら雑誌(そのころにはサブカル系雑誌が加わってましたが)という状態に。
さすがにコレはダメなんじゃないかな?と思って意図的に「読書しよう」と思うようになったのは大学に入ってからです。
講義の関連分野の本を読む、という必要性もあったんですが、当時大きな流れになっていたウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』をはじめとするサイバーパンクものに興味が湧いたり、ロバート・B・パーカーの「スペンサーシリーズ」ほか海外の現代ハードボイルドもので面白いと思えるものが多かったのが助けになりました。「読書の習慣ができた」といえるとしたらこの時期ですね。
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それ以降はコンスタントに読むようになっていて、ようやく人並みというところでしょうか。
20代後半、2つ目の会社に勤務していたころ、年末になぜか「来年は本を読む年にする!」と決めて、1年間みっちりと読書に明け暮れたことがあります。
もともと読んでいたSFやハードボイルドに加えて、国内・海外の小説・エッセイ、思想書などなど、興味の向くままに読みました。1年間で100冊ちょいになりました。大晦日、実家でゆく年くる年のオープニングをバックに池波正太郎『真田太平記』最終巻を読み終えたのはいい思い出です。
いまでも時代劇に真田家が絡んでくるとテンションがアガります。
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反対に、投資の原資を稼いだ仕事のあと、2年ほどまったく本が読めなくなった時期がありました。2ヶ月間で1万ページを超える書類を扱う仕事を指揮して、ちょっと精神的にダメージを受けました。直後はA4判のレジュメ1枚にも集中できない状態でしたからね……とにかく自分が好きそうな本を探しては無理しても読む、を1年ほど繰り返して以前の状態に戻りましたが。
読書には瞑想と同じ効能があるという研究もあります。確かに、短い時間でも読書に集中できた日が続くと、心穏やかで寝覚めもいい気がします。あと、これはホントに個人の経験ですよ、3年前に健康診断で高めの指摘を受けてから毎朝計ってるんですが、血圧も安定するようです。
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読書はね、した方がいいです。
