早起きの得

[投稿日] 2016-06-02
[更新日] 2019-10-22

wakeupearly
6年ほど前、デスクを置いている企業の人事異動に伴って私の業務範囲が広がり(ありがたいことです)、それを機会に起床時間を思い切って早めました。それまでは7時前に起床・9時前にオフィス着だったのですが、増えた仕事をこなすにはこれだと厳しいので、次のような時間割りに変えました。

5:30 起床
6:40 自宅を出る
7:30 オフィス着、機器の起動やポットの湯沸かし、瞑想など
8:00前に自分の仕事をはじめる

9:00 始業

6年間、仕事がある日は1日も欠かさずこの通りです。フリーランスだけど皆勤賞もらえませんかね、と思ったりします。

私の仕事は現場とクライアントさんをつなぐことです(詳細はごめんなさい)。始業前の時間はメールやファックスでできるアポ取りや現場への連絡、伝票や書類の処理・作成に充てています。外からの連絡が入らないので、とにかく捗るのなんの。そういう仕事を済ませておいて、「定時」の時間帯は現場やクライアントさんからの要望に応えてできるだけ速やかに動ける態勢をとっています。

これまで3回ほど午前中に病院で検査や簡単な手術を受ける機会がありましたが、同じようにオフィスで仕事の段取りを済ませて、オフィスから病院に向かいました。「やりすぎだろ」と思われるかもしれませんが、そうやって出向いた方がはるかに安心だったのです。

もう1つ、ラッシュアワーの駅や交通機関を使わずに済むのが、ものすごく快適です。仕事が捗ることよりも、いまやこっちの方が大きいモチベーションになっているくらいです。歩くのもスムーズですし、私の通勤ルートではほぼ確実に座れるのも嬉しいところ。早朝からダイヤが乱れて混雑したところで、ラッシュに比べればまだまだ余裕があります。

さらに、この生活にしてから滅多に風邪をひかなくなりました。規則正しい生活ということもあるでしょうが、混雑した交通機関や人ごみを避けることで、感染するリスクが下がっているのでは、と考えています。

早起きへの移行方法は、いきなりの5:30起きはさすがに無理だったので、連休を利用してコンディションを整えました。休みだから寝ていたい、というところグッと堪えて、まずは「休みだけどいつもと同じ時間に起きる」から20分ずつズラしていき、5:30起きを2日経験してから休み明けを迎えました。

また、いろんな方の早起き体験談を参考に、しばらくは明け方の光が枕元に入るように工夫しました。私にはこれがけっこう効果があって、アラーム音だけよりも楽にスッキリと目が覚めるようになりました。

光目覚ましがあるといいんですが、確かそのころかなり物入りでやりくりがつかずそのままに……この生活に慣れたとはいえ、冬場は日の出前だし、そろそろ手に入れてもいいのかな。


独立したてのころは仕事で夜遅くなることが多く、自宅兼事務所だったこともあって朝はルーズな生活でした。まさか5時半起きをするようになるとはねぇ、といまでも思います。あとは……ここ1年くらいでますます起きるのが楽になってきているのは、やっぱり歳なのか?

ともかく、仕事が捗ることや風邪をひかないことがどれくらいの金額に換算されるのかわかりませんが、早起きは得、という話でした。