[投稿日] 2016-07-29
[更新日] 2016-07-25
10回を1セットとして3回、なんて指示があると、一念発起して運動をはじめた方ほどがむしゃらに「とにかく30回!」と頑張ってしまいがちです。
でも回数をこなしたわりにまるで効果が得られないことが多々あります。私もこれまでの経験で教わったり学んだりしてきたことなのであまり偉そうなことはいえませんが。
ストレッチにしろ筋トレにしろ、それぞれのフォームは意図した部位に意図した作用を与えるためにあります。10回20回……と繰り返すうちにしんどくなってきて、「それでも数をこなさなきゃ」と崩れたフォームで続けても、それはそのフォームが意図した運動になっていないため、あまり効果がありません。
結果、コチラを鍛えたつもりなのにアチラが筋肉痛とか、場合によっては体を傷めないともかぎりません。一度ダメージ喰らうと治りが遅いぞ中高年。
あくまでも私の個人的な経験ですが、誤ったフォームで10回行なうよりも、正しいフォームで5回の方が明らかに効きます。滅多に使わない部分の運動だと5回すらキツイということがありますが、崩れながらもなんとか3回、というよりもいっそ正しいフォームをキープしたまま静止していた方がいいです。
私がいま続けているブルワーカーでのトレーニングも、各運動のフォームと「どこに効くか」がマニュアルで説明されていて、それに沿って取り組むことで効果的な運動ができるようになっています。過去の記事で書いたように、マニュアルを無視するとサッパリ、というのも経験済みですしf^_^;;
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ジムでのマシンエクササイズであれ、ヨガやピラティスの教室であれ、自宅で雑誌の筋トレ特集のメニューをやるのであれ、これはどんな種類のトレーニングでも効果的かつ安全に行なうための共通したポイントだと思います。
まずは「数より形」でトレーニングの効き目を確認しつつ、確実に自分が望む体に近づいていきましょう。