2021年に得た気づきと学び、それを踏まえて設けた2022年の心がけ

[投稿日] 2022-01-15


2022年、新年明けましておめでとうございます! いつもこのブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

懸案だった帰省も無事に済ませ、年頭の手帳の仕込みもバッチリ、正月ボケからもスムーズに抜け出して(たぶん)、日常に復帰しております。

2021年は社会的にも自分自身のことでも考えさせられることが多く、また気づきや学びが多い年でもありました。

今回はそれらを踏まえて年頭に設けた今年の心がけについて。

自分で自分を急かさない

自分でも長いこと……メモや情報カード、ノートを活用するようになってからはとくに……気にしていたのですが、そろそろ自分の悪筆をなんとかしよう、とつくづく思いました。

手帳やノートの使い方に合わせて試行錯誤、やっと落ち着いた筆記用具のラインアップ(多少の物欲もあり)

高い筆圧で急いで書くクセがついてしまっていることが原因なのですが、それがわかっていてなぜ直せないのか。

じっくりと突き詰めて、「自分で自分を急かしている」ことに気がつきました。

確かにね、学校やこれまでの職場では急いで書かねばならない状況は多かったです。それに応えようという気持ちも人一倍強かった。

どうやらその「人の要求に応えよう」「高い評価を得よう」というメンタリティが染み着いて、周りから急かされているわけでもない状況でも、自分で自分を急かしてペンを動かしているんですね。

この気づきはホントに大きくて、字を書くことだけでなく、メールや電話の対応、仕事の優先順位のつけ方、日常の買い物……まで、自分の意識と行動が少しずつ変わってきた自覚があります。

誰かに急かされているわけでもないのに、自分で自分を「誰かのために」急かしている、自分の心の在り方に気づけた。

「オレはもう少しマイペースでいい」とこの歳になってようやく思えました。


元々が「字をキレイに書きたい」というところが出発点。象徴的な習慣として、毎日少しずつ、邪魔されない時間をつくって、小学校の書き方レベルの字の練習からはじめました。

1年かけて美文字になろう(`・ω・´)

ツラくなったら「見ざる・聞かざる・立ち去る」でいい

これは上述の「自分で自分を急かさない」にも関連があって。

自分を掘り下げる過程でいくつかの本を読み、ウェブでできる診断など受けてみて結論に至ったのですが、私はHSP(Highly Sensitive Person)と思われます。


明け方に目覚めてちょっとでも気がかりなことを思い出すともう眠れない、周囲で諍いが起きたり誰かが怒られていたりすると自分に関係なくても気分が沈む、サプライズやドッキリが嫌いで自分に起きるのもそういう番組を観るのも疲れてしまう、感情が入った言動を向けられると受け流すことができない、誰かに見られていると勉強や仕事に集中できない、好きでもない音や映像がアタマに入ってくるのが耐えられなくてイライラする

……などなど、子どものころから悩みつつ、「そういう性格だから仕方ないんだろうな」とツラい気持ちをあやふやにしてやりすごしてきました。一方で完璧主義でトラブルの回避に神経を使うといったところが学業でも仕事でも高い評価につながってきたこともあり、その代償だよね、と諦めていたフシもあります。

ただねぇ、人からいくらいわれても、自分で変わる努力をしても、変えようがない(なかった)んだよね。ずーっとツラい。

お酒が好きなのも、酔ってるあいだはそういう煩わしいことを深刻に考えずにいられるから、という部分が正直あります。よろしくありません。

そうやって抱えてきたことについて、HSPという在り方は(自覚はあったので驚きはありませんでしたが)自分のツラさを客観視して、これは軽減できる・軽減するための振る舞いをしていい、というヒントを与えてくれました。


たとえばHSPへのアドバイスとしてよく見聞きしたのが「とりあえず目をつぶりましょう」というもの。

ああ、自分でイヤなことから遠ざかればいいんだ、それくらいで人に怒られたり嫌われたりしないし、怒ったり嫌ったりする人とは距離を置いたらいいよね、と思えました。アンガーマネージメントの取り組みもここに関係しています。

ちなみに、この気づきを得てからは数年来お蔵入りにしていた古いiPod nanoを復活させて持ち歩くようにして、移動中の車内や喫茶店で仕事をするときなど、シンドイ音が聞こえてくるときにはそれで耳をふさいでいます。


FMラジオが聴ける歴代でも珍しい機種ですね。エリアの設定を変えればワイドFMで聴けるAM局もあります。

今年はいままでよりちょっとくらい自分に甘く生きてもいいかな、と思っています。

健康問題を素人判断・生兵法であやふやにしない

これはここ数年来の引き続きの心がけ。健康面ではきちんと定期的な健康診断や、気がかりなことについては医師の診察を受けるようにしたい。

昨年末にはピロリ菌除去以来3年半ぶりに胃の内視鏡検査を受けました。これまで自治体の健康診断では胃の検査はレントゲンだけだったのですが、新しくメニューに入ったのでそれを利用。いわゆるレントゲン被爆が怖いわけでは……うん、まあ、正直気になる。

ピロリ菌除去のときに「胃潰瘍になって治った跡がある」「2年に1度くらい受けるといい」といわれ……しかもけっこう楽しい体験だったし……定期的に受けたいなとは思っていたのです。

先生による当日の診察では異状なし。ほかの医師による画像の診断と念のため採取した組織の検査結果待ちですが、「まあ、問題ないでしょう」とのこと。一安心です。



そしてもうひとつ、同じ日にクリニックをはしごして、しばらく前から気になっていたほくろの診察にいきました。

いつごろできたのか覚えていない、ほかと見た目が違うほくろが2つあって、冬場の乾燥もあると思いますがカサついたりムズがゆくなったりしていたのです。

パートナーからも「やっぱりほかと違うなぁ……早めに診てもらって!」と。皮膚ガンは早期発見が大切と聞いていたこともあり、思い切って診察を受けることに。

2つのうち片方は先生が見るなり「これはほくろだよ、大丈夫」。あ、そんなもんなんスね。

もう1つは「これは念のため調べた方がいいね……」というのでちょっと身構えましたが、その場でダーモスコープという検査器具で診てもらい、「大丈夫だね、これもほくろです」という診断。その場でわかるもんなんだな。

カサつきやかゆみは組織の異状ではなく乾燥によるものだそうで、とくに体表から出る水分を使って発熱するタイプのインナーがよろしくないのだとか(ヒー●テッ●めっちゃ愛用してるしorz

かゆみ止めのクリームと保湿ムースを処方されて放免、こちらも問題なしでホッとしました。

これ↓ではありませんが、成分が似ているので(使用はご自身の責任でお願いしますね)。


さすがに1日でクリニック2軒は疲れたけどな(なんていえてる結果でよかった)。

こうした検診・検査は思い当たるフシがあるときほど及び腰になって先延ばしにしてしまいがちですが、問題を見つけるのが早ければ早いほどいいのが事実。

かかる時間や手間、体への負担が少なくなってきている印象もあり、いっそう心がけるつもりです。

大切なものを守りながら快適に生きていくために

長引くコロナ禍や自然災害の影響など、私の仕事や生活も影響を受けました。そうしたことと向き合い、自分の在り方について考え、学んだことから辿りついたのがこの心がけです。

私も今年で55歳、50代も半ばとなります。

自分を守り、パートナーや家族といった自分の大切なものを守り、快適に生きていくための動き方・考え方の基盤をつくりなおす第一歩かな、と思います。

皆さんにとってもいい1年でありますように!