[投稿日] 2021-09-11
[更新日] 2021-09-10
メモ帳だ情報カードだ手帳だ野帳だノートだと書いてきましたが、こうなると筆記用具にも触れねばなるまい。
コーネル式測量野帳で朝のジャーナリングを習慣化したら心が穏やかになってアウトプットもスムーズに
アラフィフでも物忘れに負けず知的生産を続けるために
手帳を替えます
じゃあ早速いってみよー(`・ω・´)
気分よく丁寧に書きたいときに[ラミー サファリ 万年筆]
私はかなりの乱筆で、走り書きしたメモが時間がたつと自分でも読めないといったことがザラにあります。
人前で字を書くときや手書きの提出書類を書くときはやっぱりちょっと恥ずかしく、イイ歳をして毎朝「字を丁寧に書く」と肝に銘じてから仕事をはじめているような状態です。
原因として思い当たるのは、どういう巡り合わせか最初の会社からいまに至るまでやたらと複写伝票を書く仕事が多く、筆圧が高くなるクセがついてしまったこと、そしてこれもなぜなのか早口で話す相手の話をメモする機会が多かったため、ゆっくり書いてもイイ状況でもついつい走り書きをしてしまうこと、です。
そんな自覚があって、30代の終わりころから日常的に万年筆を使うよう心掛けています。さすがにあのペン先でゴリゴリと走り書きはできないので、多少なりとも丁寧に字が書けているような気がします。
当初は廉価なヤツを使っていたのですが、使い心地が気に入って、誕生日のプレゼントとしてパートナーにリクエスト。
「ラミーのサファリの細字」とだけお願いしてボディの色はお任せ。私の好みからして黒かグラファイトか赤だろうな、と想像していたのですが、彼女が選んだのはまったく考えていなかった「白」でした。
見た瞬間に一目惚れ。以来10年ほど手入れをしながら愛用しています。
インクはブルーブラックで、これは学生時代にはじめての万年筆で使ってから好きになり、この色を選び続けてます。最初はカートリッジでしたが、いまはコンバーター+ボトルに。
主な用途は手帳のデイリーに書いている1行日記、落ち着いた状況でロディアにメモするとき、情報カードへの書き込み、ブレインプログラミングの目標の書き出し、出先でのクライアントへの書き置き、といったところ。
書き心地のいいペンで「丁寧に」を心掛けて書くと、精神的にも落ち着いて気分よく筆が進みます。なのでメンタルやコミニュケーションに関わる用途が多いです。
最近ではコーネル式測量野帳でのジャーナリングもコレですね……結局走り書きしているわけだが(´・ω・`)
予定やタスクを書き分けて手帳の視認性アップ[パイロット RIDGE 4色ボールペン]
これは手帳専用にしています。
私は手帳に予定やタスクを書き込むときはクライアントや公私の区別によって色を変えていて、いまは4色(黒・赤・緑・青)で分けています。
これも当初は廉価なものを使っていたのですが、頻繁に持ち歩き、また使う頻度も高いので、1年くらいでクリップが折れたりボディにヒビが入ったりしていました。これがまたそれなりにストレスになるんスよねー。
なので2年ほど前にちょっと大きい仕事を片づけたご褒美にと購入。
探してみてわかったんですが、案外種類がない、この手の4色ボールペン。ラミー2000のものと悩みましたが、リフィルの入手のしやすさでRIDGEに軍配。ラミーのもカッコイイんだけどなぁ。
グリップつきの廉価なものを使っていた感覚だとツルツルしていて重いこのペンには最初は戸惑いがありましたが、ソコはソレ、ご褒美感に浸っているうちに1週間くらいで慣れました。
持ち方を意識するようになった分、以前よりきれいに書けている気もします。あとはペンホルダーの抜き差しがスムーズになったのも嬉しいですね。
ノートの構造づけとスケッチのために[メーカー不明 3色ボールペン+シャープペンシル]
企画・アイデア出し用のコーネル式のB5ノート専用にしているのが3色(黒・赤・青)とシャープペンシルのペンです。
もう20年くらい前になりますが、知人が勤める会社が本業の傍らで輸入雑貨を仕入れたことがあり、オフィスを訪ねた際になにかピンとくるものがあって譲ってもらいました。箱や説明書を捨ててしまい、刻印のようなものもまったくないのでメーカー不明です。
強いて似ているものを挙げればコレかな。
当初は手帳用にしていたのですが、そちらを4色で書くようになってから一時引退。コーネル式ノートを採用するにあたって復活させました。ノートカバーのペンホルダーに常に挿してあります。
コーネル式ノートは当初は上述の万年筆で書いていたのですが、どうにもブルーブラック1色だと書いたことの構造がわかりにくく見た目のメリハリもないな、と気になってきて、じゃあコイツを専用にしようじゃないか、と。
主な使い方は黒で本文、赤は強調、青は書かれいてることの関係性(囲んだり矢印でつないだり)、シャープペンシルはイラストなどのスケッチ、という感じです。
青は緑とちょっと迷ったのですが、緑は手帳ではプライベートに関することに使っていて、何となく聖域にしておきたかったので、ここでは青に決めました。
ちなみに、あとからわかったことですがこのペンは手帳用の4色ペンとリフィルの規格が同じで、まとめ買いができて重宝しています。20年前の「ピンときた」がコレだったら我ながらスゴい……いや、ショボいなソレは。
マインドマップや手帳・ノートでのお絵かき・色づけに[ぺんてる マルチ8]
独学で学んだものではありますが、時折マインドマップでアタマの整理をしています。
私はマインドマップとの出会いはけっこう古く、2000年に刊行されたこの本を書店で見かけて興味を持ったのがきっかけです。
測量野帳を使いはじめたころにも復習&スキルアップを兼ねて「1日1つミニマインドマップを描く!」と自分に課し、1ページに1つ描いて1冊使い切りました。
これはやり遂げた自分へのご褒美で購入したものです。
……というと聞こえはイイですが、私がこういうことをするときはたいていヘヴィなことを抱えて仕事のやり方やツールを模索しているときで、このときもそうでした。
ぶっちゃけ逃避と物欲です。
でもまあ、簡単なマップならこれだけで描けるのでマーカーのセットを持ち歩かなくて済むようになりましたし、手帳やノートに絵を描いたり色づけしたりもできますし、イイ買い物ではありました。
デフォルトでは6色のカラー芯と2種類のノンコピー芯というセットです。私はノンコピー芯は使わないので、マインドマップでよく使う黒と紫のカラー芯(どちらもデフォでは入ってない)を一緒に買って入れ替えました。
……あのー、マインドマップはね、ちゃんとトニー・ブサンが書いたor監修した本で勉強した方が絶対イイです。ものすごく簡単なルールしかないので、そんなにハードル高くありません。ちなみに「1日1つ」の前に復習のために読んだのはこちら。
ルールに沿うことで望む効果が得られるものなのに、けっこうメジャーな自己啓発系サイトなどでも「マインドマップ」と唱っている作例がまったくの別物だったりする現状はかなり残念です(最近はわざわざ「もどき」と断りを入れているものも多いですが)。
話を戻そうf(^_^;;
筆記用具は自分の用途をじっくり考えて「お気に入り」を見つけておくと、迷ったり「思てたんと違う」と買い換えたりする(それはそれで楽しいんですけどね)時間とコストを節約できます。
まだまだ続きそうな「お籠もり」を利用して、改めて向き合ってみてはいかがでしょう。