[投稿日] 2022-05-14
[更新日] 2022-05-12
これも寄る年波というヤツか(´;ω;`)
それなりに体づくりや健康の維持に努めてきた私ではありますが。
中高年の筋トレに(ブルワーカー実践記
中高年の筋トレに(ブルワーカー実践記、再び
正直なところ、この春先からどうにも「ぼんやりした不調」が続いています。
いわゆる不定愁訴ほどの自覚症状があるわけでもなく、強いていうなら「慢性疲労」なのかな(これもまたぼんやりした話だけれども)。
体重や血圧は変わりなし。食欲もあるし食べる量も落ちてない。顔色も悪くない。頭や内臓が痛むわけでもない。でもなんとなくずっと体が重い。眼の疲れがシンドイ。寝起きがイマイチすっきりしない。
仕事の気苦労が多かったりイマイチ気候が定まらなかったり、などなど思い当たることはいくつもありますが、若いころだったらこれくらい……という気持ちもあり。
ゴールデンウィーク終盤、休養しつつ日々の生活や運動についてのんびり見直してました。
「いま足りていないこと」を日常で無理なく補える方法を探して
ブルワーカーでのトレーニングは簡単で時間もかからず、全身をマイペースで鍛えられるという点で中高年にピッタリ、と続けています。
その反面、ここでも以前触れたように体の柔軟性に対する配慮はいまひとつ。
また、運動がパーツごとに分かれているため、意識的に取り組まないと弱い部位・不得意な動きがなかなか鍛えられず、体全体で考えたときにアンバランスになりかねません。
私もそのあたりは気をつけて前後にストレッチなど加えるようにはしていたのですが……
最近どうにもさー、歩くときの足の運びがここんとこ固いなー、とか。以前からちょっとした凹凸に引っかかりがちな歩き方だったけど、さらに増えたよねー、とか。手元の書類とモニターの間の視線の移動が前よりツラいよねー、とか。荷物の上げ下ろしするとき腕・肩の動きが鈍くてバランス崩しそうになるよねー、とか。
……体の柔軟性やバランスについても取り組みが必要なのでは、と思い当たりました。でもいまやってることにさらに大仰なことは加えたくないし。
そんなことをツラツラ考えていたところ、新聞・雑誌のチェック中にある書籍の広告が眼に入りまして。
『ひとりほぐし』
コレだ!という直感ですぐにネットで下調べ。同じ著者の他の本もチェックして次の2点にも感じるところがあり、すぐに3冊まとめて購入しました。
『体メンテ』
『すぼらヨガ』
やってみて気づく「ぼんやりした不調」の根の深さ
3点ともイラスト・マンガ中心でとてもわかりやすく、時間をかけずに内容を理解できます。目的とする体の状態やその背景にある体の仕組み、ストレッチやヨガなどの具体的な体の動かし方や効果・効能がちゃんとわかるのがいいですね。
詳細は実際に本を手に取っていただくとして、『体メンテ』は日常の動作や食生活・睡眠といった生活全般について、『ずぼらヨガ』は自分が感じる体調に合わせてマイペースでできるヨガのやり方、『ひとりほぐし』はさらにピンポイントで気になる部分をケアするマッサージの方法、といった内容です。
本それぞれの役割が違うので、私は『体メンテ』で生活習慣全体の見直しにつながることを採り入れつつ、『ずぼらヨガ』で全身を、『ひとりほぐし』でさらに細かくケアしていくという読み方をしています(この読み方、オススメです(`・ω・´)
私も読んだその日から早速「できることをできる範囲で」(←コレ重要)実践しています。
ストレッチやヨガはホントに無理がない範囲で、せいぜい「イタ気持ちイイ」程度でやるんですが……翌朝うっすらと全身が痛ぇ。肩・胸伸ばしたら背中まで痛ぇ。
筋トレによる筋肉痛とは違って、深いところが広範囲で層状(膜状?)に痛い。
「ぼんやりした不調」から抜け出すには筋トレ以前にやることがありそうです。たぶん思ってたより根っこが深い。これも寄る年波というヤツか(2回目(^_^;;)
無理なくスキマにやるだけでもやったなりに効き目がわかるのが面白い
こりゃ長期戦だな、と、まずはいつもの生活リズムの中でサボらずできる程度のものから採り入れています。
起床後は『体メンテ』に載っている骨盤まわりをほぐす運動と『ずぼらヨガ』の朝にオススメのポーズ(3分もかからない)。歩くときは『体メンテ』の体力がつく歩き方を意識。忘れても気にしない。思い出したらやる。
昼食・昼寝後は『すぼらヨガ』の昼にオススメのポーズ(2分かからん)。外出から帰ったときなど仕事の合間には足腰や首まわりを伸ばすストレッチ。
夜は肩・腰や眼のまわりなど気になるところを『ずぼらヨガ』や『ひとりほぐし』から「お、これやってみよう」というのを1つ2つ。就寝前には「ずぼらヨガ」の夜にオススメのポーズ。
まだはじめたばかりですけど、とりあえず朝の動きはじめと午後からのひと踏ん張りが楽になってます。体への効果に加えて、睡眠の質もよくなっているように感じます(これは引き続き要観察)。
姿勢は明らかによくなっていて(背筋が伸びた/気をつけてたつもりなんだけどなぁ)、スーツ着たときの胸周りのフィット感がめっちゃイイ感じ。歩いてて凸凹に引っかかることも減りました。これはわかりやすい効果ですね。
眼の疲れもかなり楽になりました。が、その結果「コレは老眼が進んでるせいだからマッサージもいいけどさっさと眼鏡買い替えるのが正解」と気がつきまして……まあ、コレはコレで。
仕事中に小腹が空いたときの間食も『体メンテ』を参考に、いわゆる「栄養補助食品」的な加工品は避けてナッツなどより自然なものに変えました。
余談ですが、本に登場する著者の崎田ミナさんと旦那さんがね、なんというか、フリーランスとしてアレコレ経験した私にはとても好感持てる&共感できる方々で、それもあってヤル気が出てるところもあります。
アスリートレベルで鍛えている人はまた違うと思いますが、この3冊は体型・健康維持のためにトレーニングをしている中高年の皆さんには、生活習慣も含めたプラスアルファの改善が期待できる内容だと思います。
これまで運動の習慣がなかった方は、はじめる前にコレを1か月くらいゆるゆるやるといい準備になるでしょう。
そういえばそろそろ「まだ間に合う!夏までに(ry」的な雑誌の特集が出てくるころですね。季節的にもいい頃合い。オススメします。