[投稿日] 2016-06-29
[更新日] 2021-11-27
さて、私なりの体づくり経験を経て、47歳からは自分のコンディションを見直して新しい内容に変えました。
50歳も間近となり、さらに代謝も落ちてきたんでしょう。食事の量も自然と減り、好みも野菜や魚へと変わっているのですが、週イチの運動だけでは体型の維持が難しくなってきました。姿見に映る顔や体のラインだったり、スーツのフィット感だったり、自覚もありますし、体重・体脂肪率などの記録にも表われます。もちろんパートナーにもいわれます。
要するに、週に1回そこそこ強度のあるトレーニングを行なったところで、ウィークデイの間で効果が相殺されてしまうわけです。そのため「軽い全身運動を毎日行なう」方へ切り替えることにしました。
自宅での自重トレーニングもいいんですが、全身となると運動の種類も時間もそれなりになりそうです。かといってジムに通うコスト・時間も惜しい。帰宅後、着替えついでに20〜30分でできる運動が理想的です。
そんな都合のイイやつあるのかよ、と思いながらしばらくフィットネス雑誌やトレーニングに関する本やサイトを調べたところ、思いのほか早く見つかりました。
いまのアラフィフ世代には、ある意味おなじみかもしれません。
「コミック雑誌の裏表紙」とか。
「まっ た く 簡 単 だ」とか。
「女性は私のことを”貧弱な坊や”と馬鹿にした」とか。
はい。ブルワーカーです。しかも私、持ってますf^_^;;
私が持っているのはX5というモデルです。歴代の中でも優れたモデルだったようですが、いまはかなり探さないと出てきません。XOという現在の最新モデルがX5のいいところを継承した製品ということで、高く評価されてますね。あいだにX7というモデルがありますが評価は……んー……という感じです。
学生のころに買って、続かなくなり、引越しのたびに捨てるでもなく持ってきて、ずーっと部屋の隅に立てかけてありました。強くない負荷を適度に全身に与える運動として、実はコレがバッチリだったのです。
幸いにもマニュアルも残っていたので、推奨されるスケジュールに沿ってトレーニングをはじめました。
私の場合、はじめて2ヶ月後くらいから効果を実感できました。朝、スーツを着たときのウエストの余裕や、二の腕や胸回りのキツさが違います。体重はあまり落ちていませんが、体脂肪率が下がり、全体的に値が安定するようになりました。
さらに半年くらい同じメニューを続けていたら、マッチョな大男が苦手なパートナーから「なんだか後ろ姿が格闘家の人みたいになってきたから、そろそろ加減してくれないかな……」と泣きが入ったので、いまは維持するためのメニューに変えています。
やってみて思ったのは、ブルワーカーはとにかくマニュアル通りにやるべきだ、ということです。正直なところ、やりはじめのメニューはポーズも少なく時間もかからず、まるでもの足りません。20代のころに続かなかったのは、早く結果を出したくてマニュアルを無視して進めていたため、逆に効果が感じられなかったからだったんだな、と四半世紀ぶりの反省です。
いまはそんなにマッチョになりたいわけでもないし、簡単な運動で体型を維持したい、筋力を保ちたい、というゆる〜いモチベーションでの取り組みです。50近くにもなればそれなりに自制心も働くし。
この中高年ゆえのゆるさ・自制心とブルワーカーとの相性がいいんじゃないかと思います。
……へー、いま女性用もあるんだ。
おまけ【あの人の50歳ころ】（敬称略）
フランクリン・デラノ・ルーズベルト（アメリカの政治家、1882年生まれ）：1932年アメリカ合衆国大統領選挙で「ニューディール政策」を掲げるなどして勝利。第32代大統領となる（1933年）。