[投稿日] 2021-10-09
10月上旬、新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向が続き、緊急事態宣言も解除されました。
明確な理由がよくわからないことが気がかりではありますが、ワクチン接種の進展や治療薬に関するニュースを見聞きすると、これからもいくつかの波を迎えながら、窮屈な生活から少しずつ抜け出していけそうな方向にあるように思います。
不便な生活を強いられることによる健康問題についても多く語られてきました……が、私はむしろ改善したことが多かったのです。
まあ、それ以前の生活習慣がダメダメだったということでもあるのだが。
ともかく、このタイミングで一度顛末をまとめておきたいと思います。
最初の緊急事態宣言から夜は一切外食せずに自炊(たまにテイクアウト)に切り替えた
2020年4月に最初の緊急事態宣言が出されて以降、現在(2021年10月)までで我が家では夕食はすべて自宅で摂っています。
主にパートナーがつくってくれていて(本当にありがとう)、時折私がつくったり、お惣菜や行きつけにしていたお店のテイクアウトに頼るという形。2人して毎晩のように酒場にいたとは思えない変化です。
私はリモートではできない仕事なので平日はずっと仕事場に出向いています。昼食は宣言が出てから夏ころまでは空いている時間帯を狙ってお店に行くこともあったのですが、そのあとは完全にテイクアウトに切り替えました。
さてさて、私は2019年の秋ごろから血圧がコンスタントに高め(最高血圧が130台後半)になってきて、運動やトクホの飲料など試していたのですが改善が見られず、どうしたものかと思っていたのです。そこへきてこの食生活の刷新。
血圧、1カ月で下がりました。いやマジで。いまは130超えることはめったにありません。
さらに、痩せました。68kg前後・内臓脂肪は基準値ギリギリだったのが、3カ月ほどで65kg前後・内臓脂肪も標準になり、以降落ち着いています。
もともと私もパートナも野菜好きなので、自宅での夕食は野菜中心でタンパク質をプラス、糖質はあまり摂らない、という感じ。味付けも控えめが好みなので、塩分・糖質・脂質の摂取量が激減したのだろうと思います。
酒場でついつい深酒して自炊よりも「濃いめ」なものをツマんでしまう(さらにコンビニでパスタ買って帰ったり)食生活が高血圧や内臓脂肪の蓄積につながっていた、ということですな。
こんなことさんざん言われていることだし、私は肥満体型でもなく年1回の健康診断の結果もそれほど悪くなかったので、あまり意識してこなかったのですが、まさかこういう形で身をもって知るとはね。
中高年の自宅筋トレの最強ツール、ブルワーカーで引き続き体型の維持に努める
相変わらず「個人の感想です」としかいえませんf(^_^;;
私自身はリモートワークができなくても、クライアントさんは交代勤務やら何やらでリモート化したところが多く、パートナーほどではありませんが私も歩く距離・歩数が20%ほど減りました。
運動不足になるのかなーと思いましたが、上述したように食生活が変わって痩せたこと、そしてやっぱりブルワーカーのおかげでコロナ太りや筋力の衰えは回避できています。
というか、こういう状況下でまたさらにブルワーカーのメリットを実感しています。
狭いスペースでも全身のトレーニングができて、慣れればフルセットやっても20分くらい。それでしっかり筋肉育つし。ストレッチや散歩を加えれば五十路のフツーのおっさんの日々の運動としては十分でしょう。
私は現状以上に体を大きくすることは考えていない(パートナーが怯える)ので、いまはスタイルを保つために月曜日〜金曜日は基本のポーズ(6種類)のみ、土曜日にフルセットを1回、日曜日は休むというメニューにしています。
ちなみに痩せたのは全身ではなく、ウエストが細くなっただけ。ブルワーカーのおかげで胸まわり・肩まわりなどはキープしています。
スーツを何着かリフォーム(上下ともウエストを詰める)しましたが、外食を控えてお金も浮いているので、出費がかさんだという意識はありません。イイ感じです(・∀・)
プランクを習慣化してパートナーと一緒に体幹の強化に励む
2019年の暮れちかくからパートナーと一緒に自宅でプランクをするようになりました。1カ月で1コースをこなすアプリを入れて、いまも繰り返しコツコツ続けています。
パートナーの仕事は私よりもはるかにコロナ禍の影響が大きく、またリモートワーク対応が進んだこともあり、外出する機会が激減。外を歩くことも少なくなりました。
もっとも、パートナーは以前からゲーム感覚で歩数を記録するアプリを使い、自宅にいても一定の時間ごとに足踏み運動をしていて(必ず1日1万歩以上歩いてる)、決して運動不足ではありません。
それでも「体幹も鍛えて体ももうちょっと引き締めたいよね」ということで、負担が少なく時間もかけずに続けられそうなプランクをはじめました。私もブルワーカーに加えてやることに。
そしてすっかり日常の習慣になってから迎えた最初の緊急事態宣言です。
まったくの偶然ではありましたが、「プランクやっててよかった」と思いました。1日数分、ほかのことがイヤになるほど疲れることもなく日常に組み込める運動は、こういう不便な状況ではホントにありがたい。道具使わない・場所取らないのも大きなメリットです。
あ、フローリングみたいな固い床だとマットは必須だわ(布団でいいけどね)。
プランクも効果を感じやすい運動だと思います。私は2週間くらいで「おっ?」と肩や背中が締まった実感がありました。姿勢もよくなり、走行中の電車やバスの中では以前よりフラつかなくなってます。
年齢的に以前の生活はムリ、イイ習慣は続ける、という意味でコロナ前の生活には戻らない
イイことばかり書いてますが、経済的な影響はもとより、私もパートナーもダメージを受けました。こんなことなければよかったのにね、と心底思います。それでも、イイことがあったならそれは大切にしたい。そういう想いでこれを書いています。
この期間中、よくしていただいていた飲食店がいくつか閉店しました。一番の行きつけだった居酒屋もその1つです。事態が収束したとして、以前みたいに頻繁に酒場に行きたいとは思わないような気がします。
さらに食生活の変化や運動の習慣をとおして50代も半ばとなった自分と改めて向き合ったとき、以前のような生活にはもう体が耐えられないんだな、とも思いました。
ほかにも個人的なファイナンス、日常で使う道具や住まいのメンテナンスなど、コロナ禍をきっかけに見直しを図ったものがあります。それはいずれも生活を以前よりも安心で快適なものにしてくれました。
11月にはパートナーもワクチン接種を終え、年内にはまた外食(3密回避、黙食励行、会話時はマスク!)できるようになるかな、と話しています。でも恐らくは休前日限定で、「もうちょっと飲もう・食べよう!」と長居することも帰りにコンビニでパスタを買うこともないでしょう。私たちはこの1年半ですっかり身についた「新しい生活」を続けるはずです。
ウィズなのかポストなのかわかりませんが、それがこれからの2人が日々穏やかに生きていく方法なだんろうな、と思うので。