気温を基準にした悩まない冬支度で朝の時間とアタマに余裕を

[投稿日] 2021-10-23
[更新日] 2021-10-26


これを書いているのは2021年の10月中旬。急に寒くなりましたね。

衣替えは昔ながらの期日があります(私はきっちり守る派)が、冬支度は毎年の気候・気温の様子をみながらという人が多いのではないでしょうか。

今回はそのあたりの迷い・お悩みをざっくり解消する小ネタを。

日本海側の雪国育ち、東京の冬の訪れをうまくつかめない

新潟で生まれ育ち、社会人になってから東北の大平洋側で約3年、その後上京した私は、なぜか東京での秋から冬への変化をつかむのが苦手です。40代を迎えるころまで冬支度のタイミングは「……しっくりこねぇorz」という状態でした。

仕事の状況など大きく変わった40代半ば、「こういうことでアタマ使うのムダじゃね?」と思い立ち、3〜4年の試行錯誤のあと自己流の基準をつくりました。

以来、機械的にそれに従うことで冬支度の悩みとオサラバしています。

体が冷えると仕事のパフォーマンスも下がることに気がついて

見た目の「しっくりこねぇ」も悩ましいものでしたが、より大きくは寒さ(体の冷え)が仕事のパフォーマンスに強く影響することに気がついたことでした。

体の動きがニブるだけでなく、精神的にもパワーダウンしてしまう。

特に面倒な交渉ごとや大がかりなプレゼンがあるときには影響は甚大で、寒さを感じたままだと思考がネガティブな方に引っ張られそうになり、疲労感・消耗感がケタ違いに大きいのです。



幸いにもそのせいで大きなミスや損失を出したことはありません。でもどうせならもっと楽しくハツラツと仕事がしたい。

そこで自分が秋冬に寒さを感じはじめる時期と快適に過ごせる冬支度のタイミングについて確かめようと思い立ち、「だったら端的に気温の変化だよね」と観察をはじめました。

気温で機械的に判断して迷う・悩む余地をなくす

そして至った方法がこちら。

10月中旬くらいからなんとなーく長期予報・週間予報を気にしながらマフラーやコートを引っ張りだして手入れをしておき、あとは下記の基準でサクサクと。

朝の天気予報を観て……

最低気温が15度を切ったらヒートテックのタイツ
最高気温が15度を切ったら軽めのマフラーと薄手のコートを追加
最低気温が10度を切ったら冬用マフラーと薄手のコート、ヒートテックのTシャツ
最高気温が10度を切ったらコートを冬用にして手袋を追加

……というシンプルさ。



真冬の装備は上下ヒートテックに冬用のマフラーとコートに手袋、ということですね。寒くなるに従って防寒具をより暖かいものに替える・増やす感じです……書いてみるとすっげー当たり前だな。

要するにこの方法のキモは気温で機械的に判断するところにあります。また、私は早起き・早めの出勤を続けているので、体を冷やさないためにはその日いちばん寒いであろう早朝の気温に合わせた服装で出かけるのが合理的なのです。

11月上旬くらいだとまだ日中に20度を越えたりしますが、そんときゃ脱げばいい。タイツはそこらでホイホイ脱ぐわけにはいかないので履いたまま、「朝晩と足腰が冷えるよりはちょっと暑いくらいでイイ」と割り切っています。

これから年齢が上がるにつれて「より早い時期からより暖かく」という見直しは必要になるでしょう。皆さんもそれぞれの生活リズムや暑がり・寒がりの度合いで工夫してくださいね。

いっそのこと仕事用の防寒具の選び方も合理的に

私の仕事の環境は服装のユニークさや特別なお洒落さを求められるわけではないので、スーツや靴なども実用的でスタンダードなものを選び、あとは清潔感を大切にしています。

ここ数年は仕事の際の防寒具もそれに沿って迷わず合理的に選ぶようになりました(プライベートはこんな感じだけれども)。

デザイン・機能のスタンダードさ、丈夫さ、リーズナブルさを考えるといわゆる「スクールブランド」は侮れません。メーカー名が懐かしい。





トンボはかっちり、カンコーはゆったりな印象ですね。お試しあれ。

実際にどれを着ているかはここでは明かしませんが、機能もスーツとの組み合わせもたいへん満足しています。会う人から「高校生みたいなコートだな」的なことをいわれたこともありません。

なに着てようがこんなおっさんが高校生に見えるわけないけどな(´・ω・`)