無印iPadとdマガジンで中高年ビジネスマンのインプットを効率化&雑談力アップ!

[投稿日] 2021-07-31
[更新日] 2021-08-06


私は仕事で官公庁に近い企業・団体や教育機関の方々とお会いすることがけっこう多いです。

打ち合わせやプレゼンといった業務上のトークはもちろん、ちょっとした世間話でも時事ネタやトリビア的な知識を持っていた方が会話が弾み、そこから新しいアイデアが生まれることもあります。

ただし、いかんせんお堅い業界の方が多いので、いわゆる陰謀論や似非科学的な話は時折の笑い話程度ならいいのですが、あまりにも情報の出どころや科学的根拠が怪しいものばかりだと個人的な能力の評価や信用に関わってしまいます。

まあ、この投稿のプロットをまとめているときにも某住宅メーカーの社長さんがコロナウイルスワクチn(ry

ビジネスマン・職業人としては……50代・中高年ともなればことさら……日常的に相応のインプットが必要だと思うのです。

新聞・雑誌を読み比べて幅広く情報・知識を得るために

上述したような考えから(投資にも役立てたいと思って)、50歳の誕生日を前にして改めて新聞各紙・雑誌各誌の特徴を調べ、選んだものを継続して読むようになりました。

ふだんから店頭で見かけて面白そうなテーマの雑誌は買って読んでいますが、「この雑誌」と決めて毎号読むというのは……たぶん高校生・大学生時代のPOPEYEとか30代前半で新聞代わりに読んでたニューズウィークとか、とにかく久しぶりの試みです。

新聞はできるだけ「偏り」がないもの&投資のためにと日本経済新聞で即決。

週刊誌は振り幅を大きくしようと考え、新聞社系・出版社系……など母体をあたり、さらに発行部数なども考慮して、まずはメジャーな「週刊朝日」と「週刊文春」の2誌から始めました。

月刊のオピニオン誌も1つくらいは、と思って最初は「中央公論」も読み始めたんですけど、1カ月のうちには読み切れず断念しました(´;ω;`)

ざっくりとですが月々の費用は2誌900円×4or5週でだいたい4,000円ですね。

まあこれくらいなら、としばらく続けていたのですが。

購読誌を増やしたいが費用と古雑誌の処分がバカにできない

その後、まだ社長にはなっていないものの、次第にボスとの打ち合わせ内容が「指示・報告」から「意見交換・提案」になってきて、2020年後半くらいからは実質的に共同経営者になっています。

そうなってくるとやはりトレンドの把握や経営判断のためにビジネス誌・ニュース誌にも眼を通したいし、週刊誌も点数を増やして情報の偏りを抑えたい。

でもなー、週刊誌をさらに2誌増やすと月々1万円近くの出費、さらにビジネス誌・ニュース誌買ったら8,000円くらい追加だよ。月18,000円が雑誌に消えるのは正直痛い。 ほかにも気になった雑誌はそのときどきで買ってるし。

それにこの計算だと雑誌だけで月に30冊くらいになるわけで、古新聞・古雑誌の量にもちょっとビビるなコレ。

……としばらく悶々とした日々のあと、ふと気づいたのです。

雑誌のサブスクリプションってどうなんだろう?

雑誌サブスクの検討&新しい無印iPad(第8世代)登場、コストを計算してみたら

早速調査だ(`・ω・´)

といいつつ、以前ほかのサービスのためにつくって放ってあったdアカウントが使えるな、ということでサラッとdマガジンに決定。念のため主要なところは一応比較しましたけどね、読みたい雑誌はどこでも扱ってたもんで。

さて、読むならやっぱりiPadなんだろうな、オレ30年来のMacintoshユーザーだし、iPhoneも使ってるし。むしろゆえに「いまいちiPadの使いどころがわからん」と敬遠していんだけど、とうとうオレもiPadを使う日がキタか。ココだったか。

買ったら買ったでそれなりに使うと思う。でもイラスト制作や動画編集はしないし、出先でメールチェックやちょっとした物書きができればいいから「無印iPad」で十分。しかも第8世代がリリースされた直後というじゃあ〜りませんか(古

というわけでストレージのバリエーションとセルラーにするかどうかでちょっと迷ったくらいで決定。ちなみにセルラーモデルはAppleのサイトかApple Store(要するにApple直販)でしか買えなかったはず、なので注意してください。


あとはこれまたいいタイミングでとあるMac専門誌がキャンペーンやってたIIJ mioの格安プランもつけることにして。外に持ち出すことはあまりないだろうし、よく行く場所にはWi-Fiもあるから、移動中とか帰省先とかで使う最低限だけ考えればOK。

じゃあ計算してみよう。値は私が購入・登録した時点ですよ。

dマガジン:440円/月
IIJ mio:495円/月( データプランゼロ、1GB)
第8世代iPad:65,780円(128GB、Wi-Fi+Celluler)
AppleCare+:9,240円

カバーはサードパーティーのでイイや、ということで液晶保護フィルムとセットのヤツが799円(↓いまはもうフィルムのセットはないみたい)。


合計 ざっくり77,000円

読みたい雑誌全部読んでも半年もすりゃお釣りがくるな。そのあとはdマガジンとIIJ mioで約1,000円/月だから、紙で買うのと比べものにならんくらい安い。

事実、やりはじめた当初からメッチャ快適です、お財布的にも精神的にも。

政治経済、健康・医療、芸能、書評に怪奇現象まで。雑誌のサブスクは上手な世渡りのためのおトクな情報源

そんなわけで現在はdマガジン+無印iPadで少なくとも1週間に週刊誌4誌(週刊朝日・サンデー毎日、週刊文春・週刊新潮)とビジネス誌2誌(週刊東洋経済・週刊ダイヤモンド)、ニュース誌1誌(ニューズウィーク日本版)に眼を通し、あとは隔週誌・月刊誌(プレジデント、ナショナルジオグラフィック、フォーブスなど)で気になったものがあれば、というスタイルで楽しんでいます。

ちなみに定期講読していたマネー誌も読めることがわかったので講読を停止、これも大きなコスト減になりました。

これだけの雑誌をすべて熟読しているわけではありません。まず目次・見出しを見てざっくりと話題を追い、いま起きていること、興味がある・面白そうだと思った記事を読むという方法です。なんといっても安いし、古紙も出ないので読みとばす罪悪感はまったくありません。

なお、なにをどう読むか、についてはこの本がとても参考になります。

当然といえば当然ですが、同じテーマでも雑誌によって書き方……悪いのはコイツだとか問題はココだとか……が違っていて、特に現在進行形のテーマではどれが正しいかはわからないことも多いです。でも「こういう風に考える人もいるんだな」と受け入れる幅を広げることができますし、できるだけ多くのソースを横断的に当たることで自分の考え・判断の根拠を厚くすることもできます。

そしてなんといっても扱われる話題のジャンルの多さ。ホントに政治から怪奇現象まで。1週間分くらい話す相手に合わせて選べるネタは十分に仕入れられます。中高年・ビジネスマンが年相応の「雑談力」を身につけるにはもってこいでしょう。

さらに記事のスクラップもものすごく簡単になりました。私は気になった記事を誌面ごとEvernoteにアップしているのですが、以前は誌面を平らにしてiPhoneのスキャナアプリで撮影して歪みを補正して……だったのが、いまはiPadでスクリーンショットを撮るだけです(ちょっとしたことはメモ&情報カードで記録しています)。


あとはまあ、これは個人的なお楽しみですけど……「ムー」が読めます(2021年7月現在)。我が国が誇るあの雑誌「ムー」です。まともに読んだのは40年ぶりくらいじゃあるまいか。

久しぶりにココロをくすぐられ、ニヤニヤほほう(°∀° )という感じで月1で楽しんでおります。いろんな陰謀論・似非科学が流布している昨今、「ムーですら書いてない」という理由で「あ、コレはウソなんだな」と考えるのも案外手堅い判断かもしれん。

ともかく無印iPadとdマガジン、費用対効果めっちゃ高い。強くオススメします。