[投稿日] 2017-02-20
[更新日] 2021-05-29
2017年は大政奉還から150年だそうで。たまたまですがそれを知った同じ日に、立ち寄った書店で夏目漱石生誕150年でもあることを知りまして。
……それほど昔でもないな。
と思った直後に、そう思った自分に驚きました。
昨年の夏にも時間感覚の変化について書きましたが、今回はなんの考えもなくスル〜っと自分の中から出てきたので、「いやちょっと待てオレ」と引っかかるものがあったのです。
150年だぞ。20歳のときは「120年前」とかものすごい遠い時代だと思ってたはずよ? 小学生のころの100年前なんて、もはや日本昔話の世界よ?
うろたえつつ、アタマの中で自分なりに説明を試みました。
自分が生きてる時間が尺度になるんじゃない? 自分の年齢×2とか×3くらいの小さい掛け算だとあんまり遠くに感じないんだろ……でも20歳のころの40年前・60年前は「そこそこ昔」だったような。10歳のころの20年前・30年前なんて想像の彼方だったし。うーん。
結局、わからないので「歳を取るとはこういうことだ」と思うことにしました(^_^;;
あ、道理でジイサンもバアサンも見てきたような昔話を何度も繰り返すわけだよ。だって近いんだもん。ネタがフレッシュなんだもん。
もし100歳まで生きることができたら「大政奉還から200年にあたり……」ということになるわけですが、この様子だときっと「わりと最近のできごと」だと思うんだろうな。
年明けから「ざっくりとでも日本史の勉強しようかな」という気持ちが生じて、話題の本ということもあって読みはじめたところだったので、自分としてはなかなかタイムリーな気づきでありました。