お酒が好き

[投稿日] 2016-09-09
[更新日] 2021-05-19

drink_sake
もう大声でいう。お酒が好き。

父がものすごくお酒に強く、夕食どきにはビールにはじまって日本酒へ、気分がよければウイスキーも、と毎晩相当量を飲んでいた(しかもちゃんと食事を摂りながら)ので、子どものころから「大人は晩ゴハンのときにお酒を飲むものだ」というのが自分の中では当たり前の認識でした。

父は酒豪ではありますが決して酒乱ではありませんし、披露宴や花見のようなイベントでもなければ明るいうちから飲むこともなかったので、私はお酒・お酒を飲む人への嫌悪感があまりありません。私もなんの抵抗もなく飲むようになりました。

ちなみに父はタバコもお酒も持病や高齢を理由にドクターからストップがかかったその日に、スパッと止めました。昭和ヒト桁の精神力、ハンパないです。

お酒を飲みはじめた学生のころは日本酒がホントに苦手で、飲めば必ず悪酔いという有様。時代的にも居酒屋はチューハイ全盛期、学生相手のショットバーもできたりして、もっぱらそういうものを飲んでいました。

日本酒は就職して接待などで飲む(というか飲まざるをえない)機会が増え、地酒ブームもあったりして、次第に飲むようになったという感じです。

なお、新潟生まれで「日本酒が苦手」「スキーはしない」などというと珍品扱いする他県の方がおられますが、それはたとえば私が大阪の方に「毎日お好み焼きかたこ焼き食べてるんでしょ?」とか神奈川の方に「湘南の人はみんなサーフィンするんでしょ?」とか聞くようなものですよ。

量的には「この親にしてこの子あり」状態で、強い人が多かった最初の会社の中でも「お前、飲むね〜」といわれるレベルでした。20代でパートナーと同居をはじめたころ、彼女も飲食ともにイケる口ということもあり、チェーンの大箱居酒屋で2人で1回10,000円以上使ったりしてました。

しかもそのあと深夜のラーメン屋さんでビールと餃子とラーメン、とかやってたからな。それでも健康診断にも引っかからないし太りもしないし、若さって怖いわー。

30代も半ばを過ぎるとさすがにそんなことはできなくて、いいタイミングでいいお店との出会いもあって、気持ちよく「量より質」にシフトしました。40代になってからはハシゴも滅多にしなくなり、いまはたまーに週末にドカ喰いするくらいで、ふだんは美味しいと思えるところまでの量で、料理に合わせたお酒をいただいてます……それでもまだ平均よりは多いかな、という自覚はありますが。

なんというか、ストレス解消というよりも(それも多少あるけど)、1日働いて、2人一緒にお気に入りのお店で美味しいものを食べながら軽く酔うくらいのお酒を飲んでると、それがすごく楽しくて幸せで「また明日も稼ぐか」と思えるんだよね。食事でもあり、娯楽でもあり、というところです。

さて、新潟の地酒で、私もパートナーも大好きでリピートしているお酒があります。

「鶴の友」。蔵元さんが地元流通にこだわっているので、県外のお店で見ることがまずありません。私も以前は帰省の度に地元の酒屋さんを回って買ってきたのですが、いまはネットでお取り寄せ。つくづくイイ時代になりました。

鶴の友
上白1升 別撰1升 純米1升 特撰1升
上白4合 別撰4合 上々の諸白  

新潟のお酒=淡麗というイメージを持っている方も多いと思います。「上善如水」みたいなサラサラしたお酒が思い浮かぶかもしれませんが、私の感覚では旨みも香りもしっかりあった上でスッと喉を通っていく、こういうお酒が本来の新潟の淡麗だと思っています。

お取り寄せにオススメのお店はこちら。管理人もお世話になってます(^_^)b


蔵元さんとのお付き合いも大切にされているようで、「鶴の友」以外のラインナップも酒好きを唸らせる内容です。

そういえば今年もそろそろ「月見で一杯」の季節ですな。