家庭内萌えポイント

[投稿日] 2016-08-09
[更新日] 2016-08-07

moe
パートナーと出会ってから28年になります。付き合いはじめてからも25年以上ですから、もう人生の半分以上ですね。

私は実年齢よりも若く見られるタイプですが、2歳年下のパートナーも負けず劣らずです。年齢を知らない相手にはいまでも30代で通用するでしょう。体型は日本人女性の平均からは少し小柄かな。顔立ちは、その、なんだ……かわいいぞ。

そういう前提がありつつ、これはもう好みの問題としかいえません。この話をするとパートナーからは「このヘンタイ!」といわれます。

2リットルのペットボトルとか、ビールのピッチャーとか、一升瓶とか、飲み物が入った大きな容器を「両手で」持っている姿に、激しく萌えてしまうのです。

鍋やサラダボウルではそういう感情は起きません。飲み物が入った(瓶・グラス的な)大きな容器で、しかも「両手」限定です。また、ほかの人が持っていてもまったくそういう気持ちにならない(なったらヤバい)ので、非常に限定的な萌えポイントです。

はっきりした理由は自分でもわからないものの、20年近く前、一緒にお気に入りの焼肉屋さんで食事をしたとき、そこで出てきた花瓶のような特大ジョッキのレモンサワーを重たそうに両手で持って飲む姿を「あ、カワイイ」と思った記憶があり、たぶんそれがルーツじゃないかと思います。

イイ歳になってなにやってんだよ、と思われるでしょうか。

まあ、のろけだ。

片手で一升瓶の首持って「オラ飲めワッハッハ!」て茶碗にドブドブ注がれたらどう思うんだろうな……そっちに萌える方が危ないな。

もうかなり前のこと、デーブ・スペクターさんが奥様と一緒にバラエティ番組に出演されたとき、「夫婦って長くいればいるほどいいものだから」といわれたのを聞いて、それまで「ヘンなガイジン」程度の認識しかなかった(ももも申し訳ありません)彼のことを、その一言で尊敬してしまいました。

歳を重ねるほどにパートナーの魅力を感じていく、いつまでもそんな間柄でありたい。