[投稿日] 2016-07-27
[更新日] 2016-07-25
文書作成や製品チェックなど眼を酷使するタイプの仕事に就いてきたせいか、40代に入ってすぐ老眼の自覚がありました。
たとえば会議などでそれなりに離れたところにあるホワイトボードから急に手元に視線を移すと、眼の奥に圧迫感というか、「うっ……」とまぶたを抑えたくなるような感じがして、ピント合わせもちょっと遅れるような感覚が起こりはじめました。
一方、私は中学生のころから近眼でメガネのお世話になっていたのですが、遠くのものがよく見えるようになってきました。いつの間にか、朝のバス停で、以前は見えなかった距離でバスの行先表示が見えるようになっていて気がつきました。
ほー、遠くが見えるようになるって本当なんだ、こりゃ老眼確定だわ、といたって冷静に受け入れてましたね。ずっとメガネ生活で視力矯正に抵抗がなかったこともあるでしょうが、老眼鏡もウェルカムでした。
それからほどなくメガネを遠近両用に変えて、現在は中近両用（室内と手元くらいの範囲が対象）を使っています。
近近両用というパソコンのモニタと手元くらいの範囲に対応したレンズもあるそうで、なかなかキメ細かいなメガネ業界。
単にメガネを替えただけでなく、最近は眼の疲れにも気を配るようになりました。やってみると、休憩時間に目薬を点して眼を数分間閉じるだけでもずいぶん違います。あとは入浴のときに眼も温めるようにしたり。
これまで視力矯正をしたことがない方だと、老眼を認めることにもメガネをすることにも、もっと精神的な抵抗があるんだろうと思います。でも「見ること」に関する不快感は思った以上にストレスになります。それが原因で知らず知らずにイライラしたり。下手すると頭痛の原因にもなります。
多少コストはかかりますが、好みのフレームで作ればファッションアイテムにもできます。ちゃんと検眼してレンズを選べば眼への負担も少ないです。ホームセンターの隅っこや眼鏡院の軒先で扱っているような既製品でもソコソコなのがありますけど、作るコストに見合うメリットは必ずあります。
衰えは仕方ありません、諦めるところは諦めて、プラスに転化していきましょう。
老眼紳士が愛でられるステキな漫画もありますし（シリーズ通して面白い作品です）。
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