休日の楽しみのひとつ

[投稿日] 2016-10-07
[更新日] 2019-10-22

seven_gods
我が家はいま私もパートナーもフリーランスとして仕事をしています。私はいわゆる「月金」の会社にデスクを置いて、一般的な会社員の方と同じようなサイクルで働いている一方、パートナーの方は曜日・時間にとらわれない仕事が多いタイプです。

もう慣れましたけど、休日が合わないことが多々あります。

自ずと2人での休日の過ごし方には多少の制約があり、宿泊を伴う旅行はほとんどしたことがありません。もっとも、30代までは経済的な余裕もなくて、大掛かりな行楽はちょっと……という状態ではありました。その点は少しパートナーに申し訳なく思っています。

40代後半になってからは暮らし向きも落ち着いたこともあり、休日に関しては相変わらずの制約があるものの、工夫して2人の休日を楽しめるようにしています。

まず、旅行は「行きたいところに日帰りで行けるかどうか」を考えて、実際にやってみるのが楽しみになっています。後のち詳しく書きますが、東京を起点にするとかなりいろいろなところに日帰りで行けます。

前もってモデルプランを作っておいて「次の土曜日どうかな」という感じで決めるので、飛行機は使わずにすべて鉄道です……飛行機のチケットが取れたとしても、陸路の方が好きなので鉄道を選ぶんですけどね。

もっと手軽なところでは、博物館・美術館を訪ねることもありますが、これもお江戸らしく数があるもので、「七福神巡り」にこのところハマっています。

コースによっては地元の自治体や商工会などがウェブサイトを作っていたりガイドマップをアップしていたりするので、下準備はほとんどいりません。そうでないコースもお好きな方々がブログにまとめて下さっていますし、インターネットの地図サービスで自前のルートマップを作ることもできます。

こういう「旅のしおり」を作るのは私の役割になっていて、これがまた楽しいんだよね。忙しい日が続くと「あー、楽しいことしたい!」と昼休みに情報収集してレジュメ作ったり。

これまで巡ったところでは、短いルートで1時間、長いもので3時間超といったところです。散歩が好きな2人です、財布・ケータイ・手帳にガイドマップ、あとは私がコンデジ片手に、という軽装で、いい運動にもなり楽しめる距離です。

大きく古い神社仏閣の荘厳さもいいものですが、街に馴染んでそこに住む人たちに大切にされてきたところもまた、手を合わせるたびにそこに込められた想いを知るようで、心に響くものがあります。

七福神のスポットだけでなく、道筋にあるものを眺めながら歩くこともとても楽しいです。「やたら◯◯が多いけどなんでだろ?」とか「ここで作ってたんだコレ!」とか、歩くスピードでないと気づかないことがたくさんあります。

こうやって自分の足でその土地を歩き、縁起を知っていくことが、自分が住む土地への愛着につながるんだな、とつくづく思います。この歳だから、ということもあるかもしれません。

歩いたあとはやっぱり酒場で慰労会(^_^) その土地のお店でもよし、疲れ具合によっては地元に戻ってきてもよし。ガイドマップを見て思い返したり、いただいた御朱印やお守りを愛でたり、これまた非常に楽しいひとときです。

で、ほどよく歩き疲れて朝までグッスリ、と。

これからの行楽シーズン、都内にお住まいの方はもちろん、近郊の皆さんも、あるいは東京にご旅行の皆さんも合間に、ぜひぜひ巡ってみてください。

おまけ【あの人の50歳ころ】(敬称略)
野村胡堂(日本の小説家・音楽評論家。1882年生まれ):1931年、『文藝春秋オール讀物號』創刊号(文藝春秋)に捕物帳の執筆を依頼され、『銭形平次 捕物控』の第1作目となる「金色の処女」を発表。