[投稿日] 2016-09-20
[更新日] 2016-09-18
私は右利きなので気にしなくてもいいのかもしれませんが、自分でも心配になるくらい左手が不器用で非力です。
右利きの方がいつも右手でやっていることを試しに左手でやってみる（ややこしいな）、というのを見たこともありますし、自分でやってみたこともあります。でも人と比べてもやっぱり私の左手は不器用です。
例えばキャッチボールなど、左腕で投げようとしても投げる動作を真似ることさえたどたどしい状態です。箸に至っては右手で手伝わないと保持することもままなりません。トレーニングの甲斐もあって体型的なバランスは保てていますが、どうにもこうにも。
それでも唯一左手の方が得意なものがあります。電話の操作です。固定電話も携帯電話もスマートフォンも、です。社会人になってから必要に迫られて自発的に切り替えました。
私が学生のころはまだ携帯電話もありませんし、電話といえば実家の固定電話や公衆電話くらいなもので、電話しながらメモを取るような機会もめったになく、というかコミュニケーションにおける電話の位置付け自体がいまより低くて、どっちの手で電話を掛けるかなんて気にすることもなかったのです。
それが働きはじめて、さらに地方の拠点勤務になって電話を掛ける・受ける回数が劇的に増えました。当然電話しながらメモを取ったり資料を探ったりするようにもなるわけで、すぐに「あ、これは右手を空けておかないとシンドイぞ」と思いました。
それから電話機を自分の左側に置くようにして、受話器を取るのは左手、掛けるときも左手に受話器を持ってダイアル、という形に変えました。左手のたどたどしさがなくなるまで……3週間くらいかかったと思います。
そんなわけで、以来ずっと電話の操作は左手です。ボタンを押すのも、メールを打つのも、ゲームをするのも、これだけは右手の方がたどたどしいです。実は同じタイプの人、多いんじゃないですか？ 電卓やテレビなどのリモコンは右手なので、不思議なもんですね。
さて、特に意識したわけではないものの、私は3GSから5へと奇数番号のiPhoneを使ってきていて、このところのiOSのアップデートのたびに5の動作も遅くなってきましたし、iPhone7に替えようと思っています。
各ショップに十分な在庫があって、いわゆる初期不良が落ち着いてからにしようと思うので、買い替えはもうしばらく先になります。ここ数日は新しいケースやアクセサリーを物色して楽しんでます。
それでふと気づきました、スマートフォンの大型化に伴って指を通して安定させるベルトがついたケースが増えてきたようですが、多くの場合、ベルトの位置が右利き仕様なんだな、と。
あ、もう1つあった。私、なぜか財布もずーっと左利きです。
長財布をウォレットコード付きで左のお尻のポケットに入れて、左手で取り出しているんですが、右利き用の財布ため、開くとカード入れのスリットが全部下を向いてます。
気に入ったデザインのものがそれしかなかったし、開くとき気をつければカードがスリットから抜け落ちることもないので、それはそれとして使ってますが……歳取るとそういう注意が足りなくなるだろうし、左利き用にした方がいいんでしょうねぇ(´・ω・`)
左利きの皆さんが「世の中は右利き用にできている」というお話をされることがありますが、ここへきてようやく実感している次第です。