[投稿日] 2016-08-16
[更新日] 2016-08-15
夏休みをいただいて新潟の実家に帰省してまいりました。
今年は新潟もかなりの猛暑ということで、実家の家族もヘタり気味だったのですが、それでも東京よりは幾分涼しく、私としてはいい骨休めになりました。
でも帰省して新潟の方が涼しいと思うようになったのはここ5・6年か……やっぱり東京の気温上昇が年々進んでいるんだと思います。
新潟もそこそこ暑い土地柄で、実家がある地域もこの時期には32〜33度くらいの蒸し暑い日が続きます。それでも連日35度を超えるような近年の都心よりもしのぎやすいということでしょう。
そういえば、中学生になるころまで実家の冷房機器は扇風機だけで、エアコンはありませでした。
実家は南に平野、北に海がある立地で、南北に大きな窓があり、部屋を分ける引き戸も窓と平行になっています。窓や戸を開けておけば昼間は海からの風、暮れてからは陸からの風が家の中を吹き抜けます。例年並みの暑さならその風と扇風機で暑さをやり過ごせるのです。
いまは家人も高齢化してますし、開けっぱなしはなにかと不安な時代になったので、無理せずエアコンつけるようにいってますが。
実家の周囲の家も南北に窓がある造りが多いです。大工さんの知恵なのか、地域の歴史的な文化なのか、帰省するたびに面白いもんだなと思います。
そんなにいい具合に風が吹くのに、開けっぱなしで涼を採ることに不安を覚える世情になったのは、残念だねぇ。